今回、私は組手の試合に出場した。現在は大学生となり、以前ほど空手の練習時間を確保できない中で、今回の試合に臨んだ。限られた練習時間ではあったが、実際の試合を意識しながら、自分の得意な部分を生かし、不足している点を補うことを意識して練習を重ねた。
本番では2回戦と決勝戦の2試合を行った。初戦は普段と違う雰囲気に戸惑いながらも、自分から攻める姿勢を持って試合を進めることができた。決勝戦では徐々にいつも通りのコンディションに戻り、相手の動きを見ながら対応することができた。突きのカウンターを狙っていたが、相手も警戒しており、有効打を当てることはできなかった。
試合中、一度は場外まで押し切られる場面もあったが、その後は注意して立ち回った。終盤には回し蹴りを狙ったものの、うまくかわされてしまった。最終的に技ありを取ることはできなかったが、判定で勝利し、初めて組手で優勝することができた。
これまで組手で優勝した経験がなかったため、この結果は素直にうれしかった。この勝利をまぐれで終わらせないためにも、今後も鍛錬を続けていきたい。
河本

