四十の手習いでトロフィーをいただきました

第1回晴れの国空手道選手権大会に出場しました

私は、今から5年前、子供が6歳の時に、子供と一緒に空手を始めました。それまで空手どころか運動の経験もあまりなく、基本の動作を一つずつ覚えていくところから始めました。正しい姿勢も動きもなかなか身につかず、3歩進んで2.5歩下がるくらいの超スローペースですが、少しずつ前に進んでいるような気はしています。今回はその亀の歩みの中で、何とか一般級の型試合で優勝することができました。立派なトロフィーを手にしたのは人生で初めてだったので、本当に嬉しかったです。

今回の大会では、緊張のあまり、試合の前に周りにいたお子さんたちに「パワーを下さい」とおねだりしてしまいました。みんな親切に「パワー送るよ!」と力をくれました。また、型を打っている時には、今まで先生からいただいた「ここはしっかり溜めて」、「足を伸ばして」、「息は止めない」というような言葉が次々に頭に浮かんできて、気をつけるべきポイントをその場で教えていただいているような気持ちになりました。優勝できたのは、先生の丁寧なご指導と、みなさんがくれた力のおかげです。ありがとうございました。

心修舘にはお子さんと一緒に空手を習うお父さん、お母さんがたくさんいて、皆さんかっこよく空手を楽しんでいます。私も周りの方のように、もっとかっこいい型を打てるように今後も練習を重ねていきたいと思います。